サイトのユーザビリティとSEOの関係性について

サイトのユーザビリティとSEOの関係性について

オウンドメディアを運営するにあたり、まずはユーザーフレンドリーなサイト作りよりも検索順位が上がりやすいサイト作りをすべきではないか、と考える担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん理想はその両立ですが、知識や設計、ノウハウが十分に培われていない状態からどちらにも完璧な施策をすることは難しいでしょう。そのため、「まずはユーザーに訪問してもらわなければ意味がない!」という考えからSEO施策にばかり注力する人も少なくありません。

そこで今回は、SEO施策だけでなくユーザビリティも高めることによるSEO上のメリットを解説。具体的なユーザビリティの高め方も説明するので、これから本格的にオウンドメディアを運営していこうと考えている人や、「SEO施策をして上位表示を達成したけど思っていたより反響が出ない」と悩んでいる人は、是非参考にしてくださいね。

前提として、SEO施策はオウンドメディア運営にあたり必要な作業

とは言っても、やはりユーザーに訪問されなければ滞在時間や離脱率、コンバージョン率などが測定できません。

改善案やPDCAサイクルを回そうにもデータがなければ不十分な結果になりますので、まずは貪欲に検索順位向上を目指すことも必要です。

(リスティング広告やSNSを使ってユーザー訪問を期待するケースもありますが、ここではそれらをまだ検討していない前提で説明します)

なお、SEO対策を提示するとしても枚挙に暇がありませんが、主に以下のことなどを指します。
・タイトルや見出しにキーワードを意識して入れ、本文にもキーワード出現率や共起語を意識する

・画像一つ一つにaltタグを入れる

・被リンクを意識した対策を講じる

・クローラリビティを意識し、サイトマップの設置やサイト階層を整理して、内部リンクを循環させる

・サイトボリュームを増やす目的でのコンテンツ追加  など

これらは主にGoogleのことを意識した、Googleファーストな考えによる内部施策です。もちろんこれらはGoogleに良いサイトだと理解されるために必要な要素です。検索順位を上げる上で必要な作業と言えるでしょう。

ユーザビリティの概念と施策によるSEO面のメリット

一方で「ユーザビリティの高さ」とは、ユーザーのことをいかによく考えているか、というのが焦点です。ユーザビリティの概念は良し悪しを実感しづらいものではありますが、考慮しているのとしていないのとでは訪問するユーザーの行動に大きな影響が出てきます。

ユーザビリティが高いサイトは、ユーザーが情報を得られやすく、それ故「有意義なサイトだ」と認識されやすい傾向にあります。リピーターによるトラフィックの増加はもちろん、サイト回遊率や離脱率、滞在時間といった要素にも影響を与えます。

これらの数字がそれぞれ良好になると、Googleから「このサイトは多くのユーザーから有意義なものだと判断されている」と評価され、上位表示がされやすくなります。

上記で挙げたSEO対策に比べると非常に間接的な効果ではありますが、それでもユーザビリティを高めることはSEO効果につながると言っていいでしょう。

サイトのユーザビリティを高めるポイント

では、サイトのユーザビリティを高めるために何をすればいいのかを具体的に説明していきましょう。もちろんサイトの構造や方向性によっては必ずしも適しているわけではありませんので、しっかりと判断した上で参考にしてください。

カテゴリやメニューを整理し、欲しい情報にアクセスしやすくする

サイドカラムのカテゴリやグローバルメニューなどが煩雑なままだと、訪問したユーザーが「どこにどの情報があるのか」を把握しづらく、直帰率が高まってしまいます。

せっかく下層のコンテンツページにアクセスが増えたとしても、サイト回遊に繋がらないというリスクもあります。

カテゴリ名を分かりやすく具体的なものにし、さらにサブカテゴリも明確な基準で振り分けることで情報の整理が綺麗に行えます。グローバルメニューについても、他サイトを参考に端的で伝わりやすいものを名付けるように心掛けましょう。

クローラー用だけでなく、ユーザー用のサイトマップも用意する

クローラリビティを上げるためのサイトマップは、設置すること自体に意味があるとはいえ、実際の閲覧に耐えるようにまでしっかり作り込んでいるケースは少ないです。

多くの場合テキストが質素にまとめられているだけなので、ユーザーのことを意識するのであれば画像やボタンを挿入するなど視覚的に分かりやすいものを作るようにしましょう。

記事のアイキャッチに関連性を持たせ、見出しだけで内容が理解できるようにする

「とりあえず記事にはなんでもいいからアイキャッチ画像を入れる」という認識を持っている人がいます。ですが訪問するユーザーのことを考えると、少しでも記事の内容に関連がある画像を入れたいところです。

というのも、画像はテキストよりも先に目に入るケースが多いため、画像で「どういった内容の記事か」を把握できれば回遊率が高まる可能性があるからです。

また、記事の内容について見出し・小見出し(h2、h3など)だけで内容を把握できるようにするのも大切です。これは「分かりやすさ」というユーザビリティを高める目的もありますが、特定のユーザーの滞在時間を延ばすことにも役立つと言われています。

最近はスマートフォンからアクセスするユーザーが増えていますが、スマートフォンユーザーはPCユーザーよりも情報の収集を端的に済ませたいと考える傾向にあります。

早いスクロールの中でも目立ちやすい見出しの文字を分かりやすくすることで、スマートフォンユーザーの滞在時間を延ばすことに繋がるのです。

CTAを目立たせつつもしつこくないように配置する

オウンドメディアのコンバージョン率を左右するCTA(コール トゥ アクション)ですが、ボタンにしてもバナーにしても、やはり目立たなければ意味がありません。

しかしネットユーザーからすれば過剰な広告はノイズでしかないため、ユーザビリティを考慮するのであれば「目立たせつつもしつこすぎない」CTAのアプローチをすべきでしょう。

具体的には、記事の最後に「メリットを端的に伝える文章が書かれた、目立つ色の大きすぎないCTAボタン」を設置するなどが考えられます。

まとめ

SEOのことを考慮しGoogleファーストで施策を行うことは大切ですが、時にユーザーファーストの意識がオウンドメディア運営に求められることもあります。

ユーザビリティはサイトのブランディングやコンバージョン率の上昇に関与する時もあるため、上位表示目的とユーザビリティ向上目的、バランスの良いサイト運営を心掛けましょう。

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